前人未到温泉
長野県の葛温泉と七倉にある野湯に入浴しに行きました。熱湯の源泉と川のめちゃくちゃ冷たい水の組み合わせは快適に入浴するのがめちゃくちゃムズい!
Google Earthで福島県・磐梯山を見ていると非常に怪しい場所を発見。藪を漕いで現地に向かうとそこには野湯が湧いていた!硫化水素ブクブクでガスマスクをして入らないといけないこの温泉の正体は果たして?
野湯が多く存在する栃木県・那須岳周辺。今回はその中を流れる「毘沙門沢」を遡って野湯を探す。 沢を遡ると温泉成分で白く染まった源泉ポイントを発見し、さらに山肌からは温泉が滴り落ちていた。那須で行う本当の意味での岩盤浴!
長野県・七味温泉周辺にある「川の野湯」と「奥日影の湯」へ。温度も快適で景色も素晴らしい野湯ですが、野湯らしく、泥だらけ&藻まみれでの入浴になりました。 さらにずっと山奥にある、怪しいサーモ反応がある場所に源泉探索にに向かうものの…
「魔のガラン沢」との出会い、再会 初めて「ガラン沢」の名を聞いたのは10年ほど前。山岳遭難にまつわるネット上の会話でその地名が出てきたのだ。「魔の谷」とも「人喰い沢」とも。そう『遭難の名所』として…! そのキャッチーな地名と『遭難の名所』という…
「かもしれない」趣味運用 趣味にも「リスク分散」が重要かもしれない。 コロナ禍もあったここ数年でそう強く思わされた。パンデミックがあるとイベントは中止になるし、人と集まることも難しくなる。誰かを推すことは彼らが引退するとできなくなるし、企業…
ガラメキ温泉「あの看板」の謎 秘湯・ガラメキ温泉を守る人たちがいる。 それはガラメキ温泉を訪れたことがある人なら誰しもが気がつくことだ。ガラメキ温泉の入り口付近に掲げられた立派な看板とそこに書かれた『相満山史跡研究同好会』という名前。 この達…
霧島は野湯界における聖地の1つである。 霧島は野湯好きにとって憧れの地だ 寺社仏閣好きが『いつか四国にお遍路行きたいな』と思うのと同じように、野湯好きは『いつか霧島で野湯を巡りたいな』と思っている。霧島とはそういう存在である。数多くの源泉が…
『野湯ガール』という漫画がある。野湯を愛する運動神経バツグンの主人公・大鷹ヒバリが日本各地の野湯を巡り入浴するという”野湯マンガ”である。そもそも野湯の漫画が連載されていること自体が奇跡なのだが、この第14湯・第15湯になぜかミウラが【監修】と…
「前人未到温泉」第一号へ いつものように人工衛星サーモ画像を片手に温泉探索を行うエリアを検討していた時だった。九州でサーモ反応のある場所周辺をGoogleEarthに切り替えて凝視していると、森の中に違和感のある「白」が目に留まった。 こ、これは…! お…
「大雨の翌日」ではない 水が湧き出る様子が好きだ。 平野部にある湧水地ももちろんいいし、山に分け入って出会う「川の始まり」も趣があっていい。何もない地面から水が次から次へと出てくる様子は神秘的で美しい。子どもの頃、登下校ルートの途中に湧水ポ…
今回目指す「中ノ沢温泉」は那須岳の表玄関となっている登山口からこれまでで最も山深い場所にある。非常にしんどい野湯とも言えるが、山登りもしっかりできて温泉にも入れるので、僕のような登山方面から来た野湯好きには一石二鳥な野湯とも言える。
全国に「湯沢」という名の川がある。温泉が湧いていない限り川に「湯沢」とはどう考えても付けない。ということは「湯沢」と名がついているのに温泉がない川には人には忘れ去られてしまった温泉がひそかにあるのではないだろうか。
野湯は無限かもしれない 野湯を始めたころ、野湯というのは有限だと思っていた。 狭い日本で湧いている温泉なんてほとんどが利用されているはず。これから未到温泉を探しながら既に発見されている野湯も周っていくつもりだが、「野湯」なんて検索する限りせ…
今回は2020年秋に行った源泉探索の結果、おそらく入った人がほぼいないであろう貴重な湯に足がハマって火傷しかけたという報告。また2シーズン目となったこの未到温泉探索活動の2020シーズン総括、あとこれは地味に大事件なのだがPC上でのリモート捜索によ…
今回は天然記念物から湧き出す野湯に入りに行ったら、もっととんでもないモンスターがいたのでそこで熱湯を浴びてきた報告です。 モンスターは一旦置いておいて話を進めると「天然記念物」というのは自然によって生み出されたものの中から学術上の価値が高い…
今回の舞台は群馬県・那須岳。 那須は2019年夏に「膳棚の湯」「飯盛温泉跡」「郭公温泉」という野湯を巡り、今シーズンには未到温泉の探索も行った野湯的にもホットな温泉地である。 tori-kara.hatenablog.com tori-kara.hatenablog.com 向かうのは「御宝前…
須巻温泉は江戸時代に発見され明治〜昭和期にかけて根本屋や須巻旅館といった旅館があったが今や無くなり、源泉だけが残っている。昔は管理されていたが人の手を離れ再び野生に戻ってしまったタイプの野湯である。
東京から他県に気兼ねなく温泉探しに行けるようにはなかなかなりませんね。 今シーズンの温泉探索はいまだに本格的にスタート出来ていない。が、しかし!温泉探索は現地に行くだけが全てではない。この活動では「どこに温泉が湧いていそうか」を探す事前準備…
冬の間は未発見の温泉を探す活動は休止していた。温泉があるような山は東日本ではたいてい雪山なので怪我して遭難したら死んでしまう。 そういうわけで今回は、南の島の野湯へ向かうことにした。目指すは伊豆諸島にある東京都の離島「式根島」。右を向いても…
今回は初の福島遠征で猪苗代にやってきた。とはいっても東京駅から新幹線で80分、JR磐越西線で40分、合計約2時間。あっという間だ。 駅を降りると特徴的な山容の会津磐梯山が!百名山で活火山。 今回はずっと行ってみたかった安達太良(あだたら)山にある「…
新しく見つかった温泉、それが新湯 「新湯」という言葉がある。 人が源泉を見つけて、新しく温泉地ができる事を「開湯」と呼ぶのだが、奈良時代に開かれた箱根温泉や、飛鳥時代に開かれた那須温泉という非常に古い歴史をもつ温泉に対し、新湯というのは「近…
今回の舞台は栃木県那須。栃木と福島の県境にあたる地域だ。 新幹線で近くまでアクセスできるので便利 栃木県は現在、そこまで温泉地のイメージは強くはないと思うが、もともと那須は実は非常に格式の高い温泉地だ。 江戸時代に『何でも相撲の番付に見立てて…
今回の探索の舞台は日光よりさらに山岳地帯に入った「奥日光」と呼ばれる地域。日光という地域自体に初めて来たのだが、超有名観光地の日光東照宮、中禅寺湖を素通りして戦場ヶ原という場所に降り立った。 日光駅からバスで約1時間。奥日光の山中を探索する …
思いついた時期が秋だったもんで、春になるのを待っていた未到温泉の探索もいよいよ本格開始。ついにその活動報告をしていく。 …が、その前に書いておかないとならないことがある! この活動において非常に重要な出来事が起こったのだ。 ある日曜、朝、歯を…
「未踏の温泉」探索活動の前日譚 ここで今後、報告していこうと思っている「まだ発見されていない新しい温泉(源泉)を山で探す」活動だが、本格的に始めると決心する前に迷っていた時期が当然あった。 山に入っては「何も発見できなかった」という報告を延…
川に湧き出る日本一壮大な景色の温泉へ。~温泉探索チュートリアル~ ひとまず死なないための装備を整えたので 今回は「実践編」である。 とはいえ、いきなり山に分け入って温泉探しするには早計である。 まだ、試すべきことがある。 ニューゲームを始めると…
「先駆者が誰もいないからノウハウ0 」問題 今や、何を始める時にもまずネットで情報収集するものだが、 当然のことながら 「山に分け入って新温泉を探す活動」をしている人は誰もいない。 【山で温泉を探す方法】でGoogle検索しても ↓ ↓ ↓ 【検証】山で温…
新たな温泉(源泉)を探すことにしました。 山登りが趣味で夏季には各地に登りに行きます。 最寄りの駅まで電車、そこからバスで登山口に向かう というパターンが多いのだが、そんな時かなりの確率で 「◯◯温泉郷」「◯◯湯」という 人生で一度も聞いたことのな…