新たな温泉(源泉)を探すことにしました。
山登りが趣味で夏季には各地に登りに行きます。
最寄りの駅まで電車、そこからバスで登山口に向かう
というパターンが多いのだが、そんな時かなりの確率で
「◯◯温泉郷」「◯◯湯」という
人生で一度も聞いたことのない温泉地を見かけるのだ。
ひっそりとした”秘湯”の数々。
これはこれで、最高である。
侘しい雰囲気のミニ温泉街もあれば、
泊まる施設は民宿くらいの集落、ということも。
これまで箱根や草津などメジャーしか知らなかったが
山に行っている身からすると、
そんな秘境温泉地は「日本の全山の麓にある」
と言っても差し支えのないくらいの肌感覚。
知らないところで温泉湧き出しまくりである。
と、ここで一つ思うことがある。
日本は7割が森林。
これまでに目にしてきた各地で湧き出し放題の秘湯は
一応、残り3割に集中していることになる。
山奥じゃないところに湧いているから温泉地になれるのだ。
…ということは7割の森林部の中にまだ発見されていない温泉が
あってもおかしくないのでは?
まだ人に発見されないまま、山の中でただコンコンと
湧き出ている温泉をもし見つけられたら、さらに最高でしょう。
マイ秘湯です。プライベート秘湯!
前人未到温泉の探し方
では、どうやって探すのか?
そのカギとなるのがこの本。
https://www.amazon.co.jp/dp/4535788723
すごく簡単に言うと、
①人工衛星による日本のサーモグラフ画像で地熱の高い場所に当たりをつける
②それを元にGoogle Earthのような衛星写真で谷や沢など
温泉が湧いていそうな(もしくは湧いた温泉が流れ込んでいそうな)場所を絞る
ということがされている本。
いや、神本かよ。
Amazonではレビューが1つだけで、しかも
★☆☆☆☆「非常につまらなかった。初心者にはわからない。買わなければよかった。」
という星1つレビューしかないのだが、
僕にとっては”神降臨”である。
宝探しで言うところの「宝のありかを示す地図」がすでに手に入ってしまった。
(しかも、日本中の!)
福田重雄さんという方の著書なのだが、
今後、このブログでは勝手に”師匠”と呼ぶことにする。
しかし、本の画像では地図として使うには小さすぎて
現場に向かうのに正確な位置が分からない。
なにしろ、温泉が湧いているかもしれないポイントに向かうには
道のない山中を歩かなければならないのだ。
そこは師匠。
希望者に画像の元データを提供している。
全国82ヶ所の衛星画像・7600円。
即買いした。
後日、師匠から届いたDISKがこちら。
興奮する。
でも、まだ準備しないとならないものが色々ある。
それは追って報告します。